婚前契約書とは?

婚前契約

夫婦の立場や役割を明確にする

契約書と言えば仕事上で交わすものというイメージが強く、プライベートなシーンにおける契約書は土地などの不動産売買など程度しか思い浮かばないことが多いです。
しかし、プライベートなシーンにおいてほかにも契約書があり、人生の中で最大のイベントとも言える結婚の際に交わす婚前契約書もあるのです。
これは婚約をしてこれから夫婦になろうというとき、今後の夫婦生活でそれぞれがどのような役割を果たしていくのか、どのような立場で向き合っていくのかなどを決めておく契約書です。

結婚前には兼業主婦として働くと言っていたものの、結婚した途端に専業主婦を希望…。
家に毎月お金を入れると言いながらもきちんと入れないといったことがない、なんてことがないように夫婦の間における決まり事や約束事を明文化しておくシステムです。
夫婦の間に契約書があるのは切ない発想と考えてしまう人もいるかもしれませんが、今の時代には意外と多い契約書なのです。

2人の約束事を書面化したのが婚前契約書

婚前契約書は結婚する前に交わすことになります。
そして、この契約書が交わせない場合には結婚を前向きに考えないというケースもあります。
世知辛いように思えるかもしれませんが、あらかじめ夫婦間のルールをきちんと明確にしておくことで、結婚後の無駄なトラブルや喧嘩を防ぐことにもなります。

お互いが話し合って決めた内容だからこそ、双方がその内容を守ることは当然です。
何か壁にぶつかっても、その内容が契約書にあった場合には言い争いなどにならずに、スムーズに解決することができます。
また、あとになって言った言わないの水掛け論をしなくても済みますので、双方が納得した上で作成しているならば意外と使えるアイテムになります。

ただし、契約ですから、その内容はお互いがよく話し合って、精査するようにしてください。
夫婦間の契約書とは言っても署名や捺印などもするケースが多いわけですから、生半可な気持ちでは作らないのが無難です。

契約を破った際の対応方法も明記してある

婚前契約書を作成する際の内容はあくまでも夫婦で決めることなので、お互いに愛し合う、お互いに浮気をしないなどと当たり前のことが並ぶことも多いのです。
これらの契約をどちらかが破った際にはどうするのかを明記してあるケースも多いです。
即座に離婚を決めることもありますが、そうではなくもう少し軽いペナルティを課すなどしているカップルも多いです。

あまりに無茶苦茶なことは避けておきたいですが、破ってしまうことがないようにするためにも破った際の対応方法も明記しておいたほうがお互いのためになるはずです。
夫婦関係をうまく続けていく意味でもこのような契約書があると意外と便利だったりするものです。