フローの移行が必要

フローの移行が必要

完全実用化までが大変!

電子契約書を導入することで、今までの紙の契約書でデメリットに感じていたコストの削減や業務の効率化を進めることができ、企業としてのコンプライアンスを強固なものにすることができるメリットがあります。
良い事ずくめとの印象を受けますが、唯一デメリットとして考えられるのがフローの移行が必要になることです。
例えば実際に契約書を交わしていた担当者にとっては、従来のアナログ的な紙の場合とは全く勝手が違うことに戸惑うことが多くなります。
パソコンの取扱に慣れていない方にとっては苦労をする事がかなり多くなります。
比較的若い年代の方はすんなりと業務を覚えてくれますが、年配の方になるほどパソコンの取扱を苦手としている方が多くなるためスムーズに移行できない場合が多いです。
自社の問題だけでなく、取引先に対してもこれまでのフローとは異なる内容でお願いしなければいけない場合もあるため、迷惑をかけてしまう可能性があります。
このように電子契約書に移行するのは容易ではないことを覚えておきましょう。
SRI

参考:未来の契約の運用(電子契約)

日本は「紙」からの完全脱却は難しい?

海外では電子化が広く受け入れられていますが、日本の場合はまだ一部の企業にしか受け入れられていない現状です。
契約書は非常に大切な書類だとの意識が強く、電子化されたデータだけで本当に大丈夫なのか?との不安感が多く見受けられます。
実際に電子契約を採用しても、取引先との兼ね合いや自社での不安感が大きいことから、結局はプリントアウトして保管したりするケースがあるようです。
現状ではまだ紙に対する信頼度が高い印象を受けますが、今後は電子契約に対する考え方が変わってくると考えられるため、どんどん普及していくのではないかと見込まれています。
一般にあまり浸透していない状況で、真っ先に電子契約を採用している企業は先見の明があると言っても過言ではありません。

電子契約へのフロー移行を迅速に進めるためには、まずは社内の人間に対する教育からはじめなければいけません。
社員がきちんと理解したうえで、業務を円滑に行うことができる環境を整える必要があります。
導入当初は慣れない部分が多いため、従来の業務よりも更に時間がかかってしまうことが予想されますが、徐々に業務に慣れていくことで確実にスピードアップできるようになるため、さほど心配する必要はありません。
日本に存在している全ての企業が電子契約に対応できる時代が訪れるまでにはかなり時間がかかると予想されますが、少数派でも率先して電子化する企業が増えていくことでより多くの企業が本格的な導入を検討してくれる流れが生まれます。
電子契約のメリットをできるだけ多くの人に伝えるようにしたいものですね。