契約書の綴じ方

ハンコ

決まりはない

契約書と言えば厳格な書類であることから、あらゆることにマニュアル的なものが存在しています。
そのため、綴じ方に関しても会社で使う企画書のようにホッチキスやクリップで適当に止めておけば良いというものでもありません。
しかし、そうは言っても「絶対にこうしなければならない」というルールがあるわけでもありませんから、当事者がベストな形を取るのが良いと思います。

ただし、クリップの場合には、契約書を保管している間に契約書面がクリップから外れてしまって、本来なら5ページあるところが1枚が行方不明になってしまうようなケースも想定されますので、できればホッチキスで止めておくのが無難です。
たとえ1枚だけであっても、そこには契約に関する重要な事項が書かれているわけですから、なくしてしまって良いページなど契約書にはないのです。
だからこそ、全てのページをいつまでも保管できるようにしておきましょう。
契約書というものは一時だけ保管してあれば良いのではなく、その後、長きに渡って保管していくべき存在ですから、この点は考えましょう。

ホッチキスで複数箇所を綴じるべき

契約書の綴じ方として、ホッチキスを使うのが一般的になっていますが、ホッチキスの場合、長く保管している間に中身が外れてしまう可能性が低いためです。
しかし、ホッチキスで角を1箇所止めただけでは、保管中に外れる可能性もありますので、複数の箇所を止めておくのがベストです。
本を綴じるような形で横一列に3箇所か4箇所程度、ホッチキスの針を入れておくのがベストです。

契約書の保管場所にもよりますが、他の書類なども出し入れしたりするような場合には、何かの拍子に外れてしまうリスクがありますので、いくつもホッチキスを使っておきましょう。
また、このホッチキスの上からさらに製本用のテープで止めるなどしているケースもあります。
とにかく外れないようにすることが大切ですから方法は人それぞれですが、こうした事例も真似してみましょう。

契印と呼ばれる2ページにまたがる捺印も

ホッチキスなどを用いて契約書を綴じるパターンがポピュラーになっていますが、ホッチキスだけの場合には不安があるのも事実です。
あくまでも最悪のケースでということになりますが、ホッチキスのみで綴じた場合には、あとから綺麗に針を外して、中身を入れ替えた上で新たなホッチキスで綴じることもできます。
これがなにを意味するかと言えば、契約を交わした先方などが契約内容を書き換える恐れがあるのです。

捺印がないページなどを書き換えられると面倒なので、ホッチキスの上にテープを張っておくのが無難と言われています。
もちろん、契約書は双方が保管するために片方だけ変えても意味がないのですが、面倒を避ける意味でも貼っておきたいものです。